こんにちは、夫婦でワーホリ中のKeito(@hinumafuuuf)です。
今日は、私たちが夫婦でワーホリに出たことで変化したことについて書きたいと思います。
夫婦で海外への渡航を考えている方、ぜひ参考にしてください✨
目次
毎日が喧嘩の嵐?!日本で喧嘩ゼロだった私たちにもついにこの時が。
私たち夫婦は、現在結婚して丸2年。付き合っていた期間も入れると丸4年になります。
結婚してすぐに日本を出たのですが、その日本を出るまでの丸2年、私たちは一度も喧嘩したことがありませんでした。(盛ってないよ、本当に本当!笑)
付き合ってすぐに同棲し始めたので、365日×2年間、毎日一緒だったし、国内旅行や海外旅行にもたくさん行きました。カップルは喧嘩するで有名なあの夢の国にも4回行きました。
それでも喧嘩は一度もなく、本当に平和な日々だった・・・←
しかし、日本を出てフィリピン留学が始まり、それは一変。
私たちを待ち受けていたのは、
- 毎日朝8時〜0時までの勉強漬けの日々
- お世辞にも美味しいとは言えない寮の食事
- トイレに紙を流してはいけない、シャワーのお湯が出ない(時々ね)、他人との共同生活という日本とはかけ離れた環境(私たちは英語を伸ばすため、夫婦別々の部屋にしました)
こんな感じの生活が続き、私たちのストレスは溜まって行く日々。
- 結婚して、親の心配を押し切り、貯めてきた貯金も切り崩して留学に来たんだから、絶対に英語を伸ばして帰らなければいけない
- 日本語を喋っちゃいけない
- 遊びできているんじゃない。勉強に来ているんだ。
こんな変なプライドや自ら作り出した自分へのプレッシャーに、正直キャパオーバーしていたんだと思います。
フィリピンでの生活が始まって1〜2週間が経った頃。
小さな口喧嘩が増えて来てはいたものの、「自分たちは喧嘩したことのない仲のいい夫婦だ」と信じていたので、私は喧嘩する事実を受け入れたくありませんでした。
“日本では喧嘩したことなかったのに・・”
“もう少し我慢しよう”
と一度も喧嘩したことなかったことが逆に仇となり、自分たちの言いたいことも言えず、逆にストレスを溜めることに。
それが数日続いたある日、お互いに溜め込んでいたものがついに爆発。
そこからは感情のぶつけ合いでした。毎日ではありませんが、本当に喧嘩ばかりでした。
今までなら笑って許しあっていたちょっとしたことにも、お互いネチネチ言うように。
あの頃のことを思い出すと、未だに悲しい気持ちになる・・。(T_T)(笑)
一番安心できる存在のはずが、一番ストレスをぶつけてしまう存在に
正直今考えると、日本にいた時も多少は相手への不満や言いたいことがあったんだと思います。
でも、「自分たちは喧嘩したことがない」という謎のギネス記録←を更新するために、多少のことは我慢していたから、喧嘩しなかっただけのような気がします。
実際に私も、相手のことが大好きだったが故に、気になっても堪えることがあった。
“こんなこといちいち言ってたら、心狭いかな・・・”
なんて、我慢することもありました。
しかし一度喧嘩をしてしまってからは、もうそんなことは関係なくなり、自分の感情をさらけ出すように。
今考えると、“本当に自分に余裕がなかったんだな〜”と感じるほど、自己主張をしていたと感じます。
“なんで一番近い存在のあなたが理解してくれないの?”
なんて自分勝手なことを、堂々と感じていました。相手も同じくストレスが溜まっているのに。(余裕ないって怖い・・。)
知らない人ばかり、違う国の人ばかりの環境の中、
本来夫婦は「一番一緒にいて安心できる、リラックスできる存在」であるはず。
その一番近い相手に、近いからこそストレスをぶつけ合ってしまっていた日々。
「顔を合わせたくない」
そう思った日もありました。
そしてこの時は、
「あぁ。来なきゃよかった。来なければずっと仲良しだったのに・・。」
と留学に来たことを後悔すらしていました。
あれから1年、全く喧嘩しない今現在
なんかすごく暗い話みたいになっていますが(笑)
もちろん3分の2くらいは心から楽しかったのでご安心を!!3分の1くらいが喧嘩。(笑)
1年前、たくさん喧嘩をしたことで相手の思考や性格をより深く知るきっかけになり、相手がどんなことは許せてどんなことが許せないのかがわかるようになった。
相手がこだわりたいところもわかるようになった。
そして自分自身、どんな時に余裕がなくなるのか、どんなところを直さなければいけないのかも、身に沁みて痛感した。
ちなみに自分に対して感じたこと▼
- 頑固。変にプライドが高い。謝らない。
- 自分は饒舌に色々言うくせに、いざ自分が言われたら「悲しい・・・」と可哀想な人を気取る
- そのくせ、一晩寝たら忘れたりする

こんなことにね、27にしてようやく気付いたりするわけです。(笑)
ほんと、健太朗には申し訳ない。いつもごめん!!!(笑)
相手のことを理解し、自分のことも理解した今。
私たち夫婦は最高の良き理解者になってきたと感じます。
お互い正直にぶつかり合って相手を理解できたことで、相手を尊重したい気持ちも大きくなり、
自分が思ったことをそのまま口にするのではなく
“こう言った方がいいかな?”
“こういう伝え方をすれば、お互い納得できるかな?”
などと、二人にとって良い方法を見つけられるようになりました。
これは決して遠慮しているわけでも、言いたいことが言えない関係なわけでもありません。
完全に心を開いてる。信用している。
だからこそ尊重したいし、分かり合いたい。寄り添いたい。
眉間にしわを寄せている時間よりも、相手の意見に耳を傾けること、笑いあって過ごすことを大事にしたい。
その考えがお互いの心の中で自然に育ち、
今では全く喧嘩しなくなったここ半年間。
あの時があったからこそ、
私たち夫婦は今最高に仲が良い!と自信を持って言えます✨
喧嘩をしないことが良いことではないんです
結果、喧嘩を一度もしたことがなかったのは、別にいいことではなかった。
少なからず我慢していたことはあったのに、
「安心できる地元」
「長年つるんでいる友達」
「すぐ近くには家族」
「美味しいご飯」
「便利すぎる生活」
と、環境が安定しすぎていて、多少のことは気にならなかったんだと思います。
でもこうして日本から世界に出ると
イレギュラーなことばかりが起きて
自分に余裕がなくなり、小さいこともストレスと感じるようになる。
そんな時に助け合い、理解しあえるかどうかが
一生もんのパートナーなのか、そうでないのかの分かれ目になるんだと思います。
私たち夫婦にとって、「海外に出た」と言うことは、自分たちを成長させ、絆を深めるとても良いきっかけになったと感じています。
関係が崩れることを恐れない。自分も相手も成長できるかも?
夫婦やカップルでワーホリ・留学に来ている方は意外と多いです。特にカップル。
“二人で海外に出てみたいけど、うまくいかなかったらどうしよう?”
“揉めて、別れることになったらどうしよう?”
なんて不安がある方もいると思います。
実際に夫婦で世界一周に出て離婚した人もいれば、カップルで別れを迎えてしまった人もたくさん見てきました。
でも、関係が崩れることを心配する気持ちよりも
「この人とたくさんの感動を共有したい」
「二人で苦労を乗り越えて、最高のパートナーになりたい」
そんな気持ちの方が大きくありませんか?
もしうまくいかなくなって別れの時が来たら、日本にいてもいずれそうなっていたと思いましょう。
安パイな道を選んで長続きすることが良いこととは限りません。
世界に出れば、人生観が変わるほどの絶景を見ることもあると思います。
自分が想像もしなかった光景に出会うこともあると思います。
大事なのは、それを“この人と一緒に見たい”という気持ち。
“この人と一緒に感動したい”
“この人と一緒に涙を流したい”
と思う気持ちだと、私は思います。
私たちは来年の2019年から世界一周ハネムーンを予定していますが、
自分たちが経験するであろう未知数の感動やハプニングを想像したら
今から楽しみで仕方ありません。
どんなことでも二人で楽しんで、乗り越えて、さらに強くなって帰ってくることが楽しみで仕方ない。
どんな時も素直に、正直に。
どんな時も相手を尊重し、理解し合おうとする優しい気持ちを忘れない。
夫婦で海外に飛び出して1年半。
私たち夫婦は、二人にとって一番価値のあるものを学べた気がします。